人間の寿命より長く建ち続けるこの分校は、昭和に入り風の台風の大きな被害を受けて、大幅に修復された。
しかし、校舎自体は修復されたものの、明治からの建物として現在に至っている。
開校から91年後の昭和45年3月、ここに通っていたたった1人の生徒が学校を後にした。
生徒がいなければ学校は存在意義をなくし、閉校。
91年の歴史に幕を閉じた。
この91年間の全生徒数は300人にも満たない小さな小さな分校だった。
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開校から140余年。
閉校から50年弱。
現在も明治の面影を残した学校は、人の出入りの増加や自然災害により、
荒廃の一途を辿っている。
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