西武351系 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
1980年(昭和55年)までに廃車となった全14両中、12両が大井川鉄道(現・大井川鐵道)および上毛電気鉄道の2社へ譲渡された。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
||||||||||||||||||||||||||||||||
なんだか錆の跡が涙みたいに見えて泣いている様だ・・・ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
||||||||||||||||||||||||||||||||
2002年(平成14年)2月に家山駅構内で規模は小さいが脱線事故を起こし休車となった。 (写真の車両とは別の車両) |
||||||||||||||||||||||||||||||||
もともと老朽化が激しかった車両だったため、事故を起こした車両の復旧はされずそのまま廃車。 この車両もその後を追うように廃車になりこの場所に留置されていた。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
||||||||||||||||||||||||||||||||
2016年7月 当該車両も解体された。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
E103電気機関車 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
||||||||||||||||||||||||||||||||
大井川本線の電化に際し、1949年に日立製作所で製造された。ちなみに E101、E102は三菱重工で製造された | ||||||||||||||||||||||||||||||||
貨物列車やSLの補助機関車として運用されてきたが、貨物の減少により1970年に岳南鉄道に譲渡された。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
しかし、岳南鉄道の貨物減少と大井川鉄道のSLの急行増発により1984年(昭和59年)4月に返却され、原番号の E103へ戻された。その後、中部国際空港の埋め立て土砂輸送で運用され、土砂輸送が終了した2001年(平成13年)に返却された後に長期留置され、2016年(平成28年)6月27日に解体された。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C11 312 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
||||||||||||||||||||||||||||||||
1946(昭和21)年1月 戦後まもなく製造された。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
仙台機関区で運用され、昭和30年代に会津線、日中線、磐越西線で運用。 1988(昭和63)年2月に大井川鉄道に入線した。 以降19年間に渡り、大井川鉄道で約23万キロ弱を走行し活躍した。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||
大井川鉄道はC11型機関車を3両導入したが、この312は老朽化により2007年(平成19年)に運用終了。現在大井川鉄道で活躍しているC11 227の「きかんしゃトーマス」にこのC11 312のボイラーと汽笛が移植されている。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
今、大井川鉄道を走る「きかんしゃトーマス」の汽笛は、今は走ることのない兄弟312の叫びなのである。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
TOP | ||||||||||||||||||||||||||||||||