大崩海岸 石部洞門(おおくずれかいがん せきべどうもん)
静岡県静岡市 崩落が多いことから大崩海岸という名前になったのは予想しやすい。
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大崩海岸に見られる急崖は、主に玄武岩や粗面岩という火山岩で出来ている。
その山の下に石部隧道と石部洞門跡が残っている。
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この付近では、たびたび土砂崩壊が起きており、現にこの訪問した日にも崩落により通行止めの箇所があった。

1971年 7月 5号洞門上で土砂崩壊が起き、乗用車1台が下敷きになった。
これがキッカケになり、海を上を迂回する橋が設けられた。
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現在、静岡市と焼津市を結ぶ主要道路は、国道150号線の内陸側を通っているが
この大崩海岸を通る旧150号線(現県道416号線)は、それと平行して海岸線を通っている。

内陸を通るルートには、東名高速道路、国道150号線、東海道線、東海道新幹線が日本坂トンネルを通り
静岡市と焼津市を結んでいる。
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